燕市と加賀市の技術を融合させた「漆塗りタンブラー」
新潟県燕市の金属加工技術と、石川県加賀市の伝統工芸「山中漆器」を融合させたブランド「漆磨(シーマ)」。400年以上の歴史を持つ山中漆をステンレスに施したアイテムは、古典的でありながら、どこかモダンな雰囲気を醸し出します。今回ご紹介するのは、機能性抜群の二重タンブラー。日常使いにぴったりな260ml・たっぷり飲める310mlの2サイズをご用意しています。ステンレスの使いやすさと、漆塗りの美しさを兼ね備えた商品。父の日や敬老の日のプレゼントにもおすすめですよ。
経年変化を楽しめる漆塗り
「ステンレス×漆」というめずらしい漆器は、漆塗り職人の技術と挑戦から生まれたもの。漆の木の樹液を原料とする漆塗りをステンレスに施すことで、金属にはない温もりと奥深さを表現しています。一つ一つ職人の手仕事で仕上げていく山中漆器の模様は、二つとして同じものはありません。漆器の最大の魅力は、風合いが経年変化していくこと。長く愛用して、自分だけのアイテムを育て上げてみてください!
保温力・保冷力に優れた「二重構造」
熱さ・冷たさが手に伝わりにくく、高い保温力・保冷力を発揮するタンブラーです。秘密はカップ内部の空洞。熟練の職人によって、2枚のステンレスを綺麗に重ね合わせて「空気の層」を作っているのです。
カラー【影炎】
飴色の「ため漆」にゼラチンを加え、粘りが出やすように加工した「絞漆」を使用。黒と金に下処理をしたステンレスに、叩くように塗りつけることで、ざらつきのある表情を演出しました。凹凸がありながらも、漆独特の肌触りの良い質感に仕上がっています。
カラー【日の和】
黄色味がかった朱色の漆をベースに仕上げ、こってりとした質感の漆「絞漆」で「刷毛目塗」という技法をあしらいました。流れるように描かれた刷毛の繊細な軌跡が、優美でいて趣のあるアクセントを生んでいます。漆のしっとりとした手触りとステンレスの共演をお楽しみください。
サイズ 約直径90㎜×92㎜
重量 200g