エシカルNEWS：日本における発電の割合

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今回は、「日本における発電の割合」
について紹介しています✈️✨

《参考サイト》
https://earthene.com/media/156

 

 

日本における２０２０年度のエネルギー供給は

化石燃料による火力発電が７６.３％

を占めています。

７６.３の内訳

　　↓

石油６.３％

石炭３１．０％

LNG（液化天然ガス）３９.０％

火力発電は化石燃料を燃焼する際に温室効果ガスを排出しており、地球温暖化に影響を及ぼしています。

一方、温室効果ガスを排出しない発電の割合は、

原子力発電３.９％

再生可能エネルギー発電１８.１％

となっています。

再生可能エネルギーの中でも割合が高い発電方法は、

水力発電７.７％

太陽光発電６.７％

となっています。

太陽光発電は、２０１２年のFIT制度の導入により、設備の導入量が大幅に増加しました。

※FIT制度とは

「固定価格買取制度」、再生可能エネルギーで発電した電力を電力会社が買い取る制度。

これにより太陽光発電は、２０１２年の開始より２０１９年までに大幅に増加しています。

太陽光発電は、設置しやすいため参入障壁が低く、開発のリードタイムが短いためと考えられます。

 

日本の発電の割合を世界と比べてみると

自然エネルギー財団が発表した２０２０年の

世界の電源構成によると、

ー日本ー

化石燃料による火力発電が約８０％を占めている

ーヨーロッパー

自然エネルギー発電（再生可能エネルギー発電）の割合が高い

となっています。


再生可能エネルギーとは？

・温室効果ガスを発生しない発電方法です。

・国内で生産可能なエネルギー源で、政令により太陽光・風力・バイオマス・水力などが定められています。

 

• メリット

・資源が枯渇しないこと

・温室効果ガスを排出しないこと

・エネルギー自給率が向上すること

• デメリット

・発電コストが高いこと

・天候に左右されるため発電量が不安定なこと

・大きな設備を必要とするため設置場所が限られること

 

日本で期待される２つの再生可能エネルギー

（１）水素発電

ほぼCO2を発生させない、水素を利用した発電方法です。

現在、１００％水素を燃やして発電する方法も開発されています。

また、燃料となる水素の電気分解に、太陽光・風力などを使用することで、燃料の確保にもCO2を排出しないクリーンな発電方法です。

（２）地熱発電

地下のマグマの熱で発電する方法です。

太陽光や風力のように気候によらないため、安定した電気エネルギーとなりますが、資源量は、地下を掘ってみなければわからないというリスクがあります。

 

個人での再生可能エネルギー発電の利用

日本で再生可能エネルギー発電の割合を上昇させるには、国だけでなく個人で積極的に取り組む姿勢が必要です。

FIT制度適用期間は、個人宅での太陽光発電により余った電力を、固定価格で買い取ってもらうことが可能です。

FIT期間が終了した後も、FIP制度や今後の再エネ電力のさらなる高まりにより、太陽光発電は比較的家庭に導入しやすいでしょう。

これを機に、制度や助成金などの支援制度を調べてみるのが第一歩となります。