【品番】 no424
【商品名】 あずまバッグ 小
【柄】 菱(ひし)に唐織花丸文様
菱(ヒシ)という植物は繁茂しやすいことから、子孫繁栄や無病息災の意味が込められています。円は始まりも終わりもない無限という意味があるので、永遠に続く幸せを表現しています。
【生地の色】 藤紫、本紫(濃い紫)、蘇芳色(深い赤)、白、裏葉色(薄く深い緑)、京藤(薄紫)、珊瑚色、麦藁色(渋い黄色)
【持ち手の色】 紫
【生地の種類】 帯
【サイズ】 縦27㎝×横25㎝
【重さ】 約 100g
【原産国】 日本製 (兵庫県 豊岡市)
このユニークなバッグは、日本の伝統的な「あずま袋」をモチーフに、古い帯をアップサイクルして作られました。和の美しい柄がそのまま生かされ、手作りならではの温かみと個性が感じられます。持ち手には帯締めが使用され、繊細なディテールが光る一品です。
内側には便利なマグネットが付いており、荷物をしっかりと安全に収納できます。
また、持ち手同士を合わせることで、立体的なフォルムに変形し、バッグの見た目に変化をつけられるデザインが特徴的。これはまるで、使うたびに異なる表情を見せる、アートピースのようなバッグです。
サイズはコンパクトでありながら、日常的なアイテムをしっかり収納できるように設計されており、軽量で持ち運びも楽々。伝統的な和柄が現代のファッションに溶け込み、シンプルなコーディネートに華やかさをプラスします。
エシカルファッションにこだわる方、特別なアクセサリーを探している方にぴったり。和の美しさを現代のスタイルで楽しめる、世界に一つだけのバッグで、日々の生活を彩りましょう。
【生地について】
昭和のハレの日に使われた華やかな着物や帯を使用しています。今ではすでに生産が終了している貴重な素材や織を使用しているものもあります。
柄も縁起の良い花柄や鳥や金糸使いや刺繍や、西陣織など全国から集められた希少な織物からなります。
原材料が高級なため、USED(使用済み)のリメイクだからこそ実現できました。
【縫製について】
日本最大の鞄の生産地、兵庫県豊岡市にて縫製をしています。
鞄に必要な材料の販売や、ファスナーのYKKを自社工場に持っている会社の、熟練のバッグ職人の手によって生産されています。
柄の配置や上下の向き、持ち手となる帯締めの表裏の指示は都内で行い、その後縫製工場から金型を製作している工場にて金型を作り、その金型によって生地を裁断し、縫製していきます。
着物や帯は刺繍や織などが一つ一つ違い、厚さも異なり凹凸もあるため、大変手間もかかり、熟練の職人でも縫製が難しいと言われます。
豊岡では「古事記」の中に出てくる柳細工で作られた「籠」の技術から伝承された柳行李。
そこから始まった千年もの伝統で育まれた厳しい品質管理のもと、生産されています。