シングルオリジンと同品種ながら特異的な形成をされた『ピーベリー』。
通常、コーヒーチェリーと呼ばれる果実の中には対になるように二つの種子が形成され、さまざまなプロセスを経て私たちが知るコーヒー豆となります。
生育段階で二つの種子が変異的に成長し、丸い形の種子が一つだけ形成されることがあり、これをピーベリーと呼びます。
栄養素が一つの豆だけに集中することで、より甘みを増し同品種でも異なる独特なフレーバーを持つとされ、Nuwakot地域のピーベリーは華やかで、ハーブのような風味特性を感じます。
ネパールの現地農園では化学物質や農薬を用いることなく、家畜による肥料を使い農地を耕し、丘陵な斜面で自然的な農法によりコーヒー栽培を行なっております。
生産処理の過程では、一つ一つ丁寧にコーヒーチェリーをハンドピックにより収穫、その後も熟した豆だけを丁寧に処理していく過程では機械ではなく多くが現地の人々によって手作業で行われております。
そして、より品質の高いスペシャルティーコーヒー生産を行なっていくことで、地域の人々への雇用機会の創出と生活基準の安定・向上に寄与していく為、世界的にも珍しいヒマラヤンスペシャルティーコーヒーを、ここ日本から発信していきます。